ニットの修理

そろそろ春かとおもいつつ、まだまだ寒い日が続きます・・

なので、ニットがまだまだ活躍します。

着てみるといつの間にか、穴があいてたり、、ひっぱりがあったり。。。

今日着られているニットは大丈夫でしょうか?!

ということで今回はニットの修理をご紹介します。

 

ひとつめは、ハイゲージのニットです。

左肩付近に、小さな穴があいています。

↓BEFORE

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ニットでの編みなおしの修理で、すっかり目立たなくなりました!

通常修理¥6264~

 ↓AFTER

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二つ目は、ニットでの編みなおしが不可のお洋服です。

穴をつまむ修理になりました

↓BEFORE

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縫い合わせた部分は分かってしまうのですが、穴があいてるより綺麗になりました!

つまみ修理 ¥1080~

↓AFTER

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ニットによって修理代金が変わるので、お見積りでのお預かりになります。

納期は、約1週間~2週間ほど(時期によっては3週間)いただいております。

是非お持ちの穴があいたり破れたりしてしまったニットを

お持ちください!

 

マリコ

Color Repair

あけましておめでとうございますが死語になりつつあるこの時期に、

新年最初のブログ更新です。

 

そんなわけで、こんばんわです。

今年は寒い。コートが欲しい。ブーツが欲しい。

物欲万歳!な寒さでございます。

 

 

 

お客様から、「今年、ロングブーツが全然売ってないから、早く直して!」

というお声がありました。

なるほどたしかに、ショートブーツ大流行な上に、最近見かけないかもしれません。

 

しかしながら、冬の温かいブーツこそ、毎日履いてはガシガシ歩きますから、

ソールがなるべく長持ちするよう、しっかりと修理のお時間をいただきたいのです。

その場ですぐにお直し!のような修理は、言わば、

応急処置のような補修方法で施されていることの方が多いです。

 

例えば、ゴムのリフトに、釘が打たれていることがあります。

これは、短時間では接着剤が定着しない為、

釘で固定して剥がれないようにするために打たれていることがあります。

これはレザーハーフタイプのリフトに飾り釘が打たれているのとは

全く用途が違います…滑る原因になります…

 

 しかし、リフト交換でしたら、たったの3日です。

3日だけ、辛抱していただければ、しっかりとお直しできます。

2月もまだまだ寒いです、ブーツのお直し、早めにお持ちくださいませ!

 

 

 

さてさて、最近GMTFACTORYでも増えてきたお直し。

靴の染め直し(パティーヌ)。

ご存知でしょうか?

 

革のむら染めについて 1 | Blog/Staff Information|C.O.U.-WILDSWANS(ワイルドスワンズ)直営店

 

 靴がお好きな方でしたらご存知でしょうが、フランスのシューズブランドでBerlutiベルルッティ)というブランドがあります。創始者はイタリアの方ですが、1895年に創立され、拠点をフランスに移し変え、現在は4代目になります。

 

 このBerlutiで有名なのが、様々な色を塗り重ねて深い奥行きと美しさを出すパティーヌ(Patine)と呼ばれる染色技法です。薄く塗り重ねられた色合いは大変美しく、絵画的でもあり、今でも様々な人々を魅了し続けています。(上の写真では全然お伝え出来ていないのですが、本当はとても複雑な色合いです。)

 

 

 

 パティーヌという言葉のまんまの意味は青錆になってしまうのですが、クリエイティブな世界では「古色にする」という意味で使われます。これは新しいままの姿よりは、古風な雰囲気に変えて楽しむという意味合いで使われます。

 

 

 

 靴好きの方は、パティーヌと聞くと必ずBerlutiを思い浮かべるかと思いますが、パティーヌと呼ばれる表現自体は靴以外の創作においても比較的ポピュラーな加工です。

 

 家具などでもアンティーク調なモノに見せる時はパティーヌ加工を施します。真新しい物よりも、スーっと部屋の中へ自然に馴染むので好まれたりします。その他、絵画の額装などでも重厚さや貫禄を出す為に古色や古ツヤを使って風合いを上げることをパティーヌ加工と呼びます。こうすると額の中の絵が一段と格調高くなります。またアール・ヌーボーを代表するガラス工芸家エミール・ガレも、ガラスを錆び色に濁らせたり曇らせたりする技法のパチネ(パティーヌ)で有名です。(←何故かガレの場合はパチネと呼びますが。)

 

 

 

 そう考えるとヨーロッパ(特にフランス)では「侘びを愛でる」感覚が強いのかも知れません。日本人でも好きな方は多いかも知れませんが、パティーヌ加工の場合は更に言うと、本当に古くはないけれど「新品なのにアンティーク風」という、1つの表現手段として好むのかも知れません。あくまでも推測ですが。

 

 

Berluti…憧れます…

男でバリバリのビジネスマンだったら履きたい靴です。

 

と、思ったのですが、なんとレディースサイズを展開したそうです!

し、知らなかった…!!!

 

www.buyma.com

 

 

ほしい!ほしい!

 

 

さてさて話がそれましたが、パティーヌです。

最近の店長のお気に入りのパティーヌがこちらです。

 

BEFORE

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AFTER

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ホントにパティーヌなの???????

と聞きたくなるくらいムラなく染まっています。

お靴によっては綺麗にムラなく染められるそうです!

 

お値段 ¥10,800~

納期は3週間~1ヶ月いただいております。

 

もう少し濃い色だったら履くのに、なんて靴、ありませんか?

 

 過去のブログに、こんなのもあります。

良かったらご覧ください!


 

最後のお直し市場で飾っていた金魚のパティーヌは私のお気に入りです!

 

 

なんだか内容がボリュゥミィになってしまいましたが、

今年もGMT FACTORYを宜しくお願い致します!

 

 

 

Pocali

納期のお知らせ

お知らせです。

本日より、全ての修理のお引取日が、年明けとなります。

年末年始のお休みを挟んでお渡しするものに関しましては、

通常の納期プラス1週間いただいております。

ご迷惑をお掛けしますが、宜しくお願い致します。

 

参考納期

 

靴のトップリフト交換 10日間~

靴の半貼り 10日間~

インソール交換 2週間~

靴磨き・クリーニング 2週間~

ステッチ補修 3週間~

腰裏補修 3週間~

 

パンツ着丈詰め 2週間~

洋服お直し 3週間~

ジャケットサイズ調整 1ヶ月~

裏地交換 1ヶ月半~

 

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クリスマスが終わってしまって、寂しい。

もっと鶏肉が食べたい。

 

来年は酉年。

 

鶏年!

 

 

Pocali

Christmas Gift

 クリスマスのプレゼントはお決まりですか?

GMT FACTORYで、シューケアギフトボックスをご用意いたしました!

 

 

 

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TAPIRのセット

TAPIRで人気の商品を中心に集めたセットです。

TAPIR レーダーフレーゲ

TAPIR レーダーフレーゲクリーム(ニュートラル)

TAPIR 防水スプレー

TAPIR 馬毛ブラシ

Collonil ポリッシングクロス

 

 

 

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SAPHILと平野ブラシのセット

上級者向けSAPHILノワールクレムと高級豚毛ブラシのセットです。

SAPHIL クレム1925(ニュートラル)

SAPHIL ビーズワックスポリッシュ(ニュートラル)

M.MOWBRAY 平野ブラシ(ホワイト)

M.MOWBRAY ステインリムーバー(60ml)

M.MOWBRAY グローブクロス(ブラック)

COLUMBUS ペネトレイト豚毛

 

 

 

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BLACK×WHITEのセット

老若男女問わず使いやすいクリームとブラシのセットです。

M.MOWBRAY シュークリーム(ブラック)

M.MOWBRAY シュークリーム(ニュートラル)

M.MOWBRAY ポリッシングコットン

COLUMBUS ハリスブラシ(ブラック)

COLUMBUS ハリスブラシ(ホワイト)

COLUMBUS ペネトレイト豚毛

 

 

 

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防水!保湿!除菌!のセット

革に嬉しい、優しい、気持ちいいセットです。

M.MOWBRAY シューナチュラルフレッシュナー

SAPHIL ユニバーサルレザーロション

Collonil ウォーターストップ

Collonil ポリッシングクロス

 

 

 

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上の4点を、このように包みました。

ゴリッゴリのラメッラメではありませんので、

男性にもプレゼントしやすいと思います!

 

 

その他、セットにこだわらず、靴べらやシューキーパーも多数ご用意ございます。

 

 

クリスマスプレゼント探しに、GMT FACTORYをぜひご利用くださいませ。

 

 

 

 

Pocali

「靴はどのくらいの頻度で磨いたら良いですか?」

 

「靴はどのくらいの頻度で磨いたら良いですか?」

 

 

よくお聞きいただいている質問です。

正直、お客様と1年一緒に過ごしてみないと、

明確に「〇日に〇回!」とはお伝えできません。。。

 

例えば、その革靴を毎日履いているのか、

週に2~3日なのか、月に2日程度なのか、

冠婚葬祭のときだけなのか、、、

 

革靴を履く頻度は、人それぞれ。

そのみなさまのそれぞれの中でも、靴によってそれぞれだと思うのです。

 

 

なので、私がお伝えする時は、

 

リムーバー(汚れ落とし)をして

しっかり磨くのは、5~6回履くごとに1度!

 

少しツヤがなくなったなと思ったら、

汚れ落としは省略、気になるところだけブラッシング!

 

という感じです。

 

 

 

磨いた革靴をなるべく汚したくない!という方に、

綺麗に履くコツは、たくさんあります。

 

① 東京(主に渋谷や新宿などの大きい街)を歩かない!

② 靴と靴がぶつからないように歩く!(反復横跳びがおすすめ!)

➂ 満員電車に乗らない!

 

などです。

うそです。

 

そんなことはほぼ無理なのは御意にございますので、

なるべくできること、からやっていただきたいのです。

 

 

① 1足をヘビロテしない。(いろんな靴を交互に履く!)

② 天気予報は必ずチェックする。(雨の日は履かない!)

➂ 家に帰ったら馬毛のブラシでホコリを落とす。

 (汚れが定着しないうちに、早めに掃うことが大切です!)

 

 

革靴を大切に履いている方へお伝えしたいこと。

そんなことを考えながら、今日も1日、ケアのご案内をしておりました。

 

言葉で伝えるって、むんずかすぃ~!

 

 

 

 

さて。お知らせでございます。

 

 

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時間の流れが早いと感じそうなこの師走の時期、

毎年意外にもゆったりしていて、

先週の出来事が先々先週くらいのことだったのではないかと錯覚する

この現象は、一体、なんなのでしょうか。

 

 

明日は受付嬢をお休みして、

あらばましぇいくすのライブに行ってきます。

たのしみでたまらない。

 

 


Alabama Shakes - Don't Wanna Fight (Official Video - Live from Capitol Studio A)

 

 

 

Pocali

職人インタビュー掲載

みなさん、こんにちは!

 

今年は9月が梅雨の様かと思えば、最近はもう冬がきたような寒さに

なってきて驚いております。

 

そんな中、GMTFACTORYの革職人のインタビューが「ikigoto LIVING」という

ライフスタイルマガジンに掲載されました。

修理に対するあつき情熱が語られています。

 

是非ご一読されてみてください!

 

living.ikigoto.com

 

 

マリコ