試行錯誤。

こんにちは!

今日もまたまた靴磨きのお話。

 

靴のケアとポリッシュとクリーニングの違いについて考えてみたことはありますか?

個人的に思うのが。

ケアは靴を長持ちさせるためにすること。

ポリッシュは見た目を良くするためにすること。

クリーニングは水や洗剤を使って洗うこと。

 

それぞれの目的や用途を使い分けることで、足元を綺麗に、また気に入った靴を長く履けるようにしていくことができるのですが、当店でやることが多いのがケアの後に本来の革の光沢を出すこと。

水分や油分をしっかり入れ保革した後、ポリッシュ程ではないけどしっかりと革本来のツヤを出してあげる。

 

と、いうことをやっているんですが・・・

たまに気になるのがこういう靴。

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擦り傷が痛そうなつま先が削れてしまっている靴。

 

もちろんいつも通り周りのクリームやロウの膜を落とした後、乾燥しているところには保湿剤を入れて保革をするのですが、どうしても傷跡が気になる・・・

本来なら傷も革特有の味になるところなのですが、気になる・・・

 

と、いうことで隠してみました。

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こんな感じに。

全体の自然なグラデーションを壊さないよう、つま先の削れだけを隠すような感じで仕上げています。

 

見た目は綺麗ですが、あまりやりすぎるとお客様がケアをしようとした時に剥がれてしまう危険性もあるので、ほどほどに。

やり過ぎるとご自宅でのケアが難しい・・

ももっときれいにしたい・・・

この間をいつも試行錯誤してます。

 

 

でも、より良い仕事の為の試行錯誤は楽しい!!

 

休日の岩。

 

今日は靴磨きのお話はいったんお休み。

 

完全に自分の趣味の報告です!

山と岩です。

というか岩です。

最近話題沸騰中のスポーツクライミング

実際に外の岩を上るんで、スポーツじゃなくてボルダリングですけどねww

 

という細かいことは置いておいて。

行ってきました塩原!!

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一緒に行った強い人はハイドラとかカランバとかっていう鬼みたいな課題をやっていましたけど・・・

 

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自分は初段で精いっぱい。

LONG DAYという課題・・・落とせなかった。

だって高いんだもん、怖いんだもん。

下の水たまりにマット置けないんだもん!!!!

フィジカル不足のメンタル不足。

まだまだ修行が必要だなぁ。

 

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他にもいろいろやったんですけど、あんまり関係ない話を書くと怒られそうなんで早々に切り上げます!!

 

自然の中でたくさん遊んで気持ちリフレッシュ!!!!

体はがたがただけど、仕事は頑張れそうです!!

 

リムーバーの必要性。

こんにちは。

今日も靴磨きのお話。

 

まずはこの写真をご覧ください。

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よく見かける、紳士靴のキズの入り方です。

反対側の踵やソールがぶつかって擦れたために、つま先の塗装が剥がれて表面が荒れてしまっているため光沢がなくなってしまっています。

さて、皆さんはこれをどうやってケアをしますか?

 

とりあえず乳化性のクリームを入れてみる?

それとも油性クリーム(WAX)を塗って隠しちゃう?

あの、あれだ!磨くだけで光るスポンジ的なやつを使えば!!!

等々いろいろあると思いますが、とりあえずちょっとやってみました。

 

①軽く汚れをふき取り乳化性クリーム

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表面の光沢はでるものの、深く入った傷は目立ったまま。

しかもブラックレザーの光り方にムラがあり見た目はあまり美しくない仕上りに・・・

 

 

②汚れをふき取り油性クリーム(wax)

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①で使用した靴を使っているので、かなり良くはなっているかと思います・・・が。

やっぱり光沢にムラがでてしまい、削れていたところが分かるところは乳化性クリームの時と同じです。

 

ではどうすればよいのか?

クリームを塗っただけではどうしても改善できないものがたくさんあります!

しかも光沢を出すためにクリームを厚塗りせずに薄く均等に塗っている方ほど、上記のような症状は出やすくなってしまいます。

そこで今回のケアで一番重要なのは・・・

「革の表面を平らにすること」

元々の塗装が削れて剥がれてしまっているわけですから、削れている部分が凹み削れていない部分は元の高さのままです。

ですので均一にクリームを塗ってもその凹凸が表面に反映されるので、光沢にムラがでたり、傷がそのまま残っているように見えてしまったりと、綺麗に仕上がりません。

 

そこで・・・

こんな感じ。

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ここまでリムーバーで元々の塗装やクリームを落としちゃいましょう!!

傷が入っていたキャップトゥのパーツをまるっと傷がないところの塗装まで強めのリムーバーで落とします。

今回はSAPHIRのRENOMAT REMOVERを使用しました(結構強力なので使用には注意が必要です。)

これで先ほど話していた凸凹はなくなっているはずですので早速クリームを入れていきます。

 

すると・・・

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こんな感じです。

つま先の深い傷はベースの革に傷が入っていたためとりきれませんでしたが、その他はほぼ分からないくらいまで色が乗りました!

本当は番手の大きい紙やすりでキズを削りたかったんですが、今回は割愛します。

 

リムーバーは革を痛めるというネットの記事や噂を耳にしますが、何度も強く擦ったり、溶剤が多く含まれているものを毎日のように使用するなど、誤った使い方をせず。必要に応じて使用するのであれば革の状態を良く保つことができ、上記の様に見た目を美しく保つことにもつながります。

 

是非お試しください!!

臨時休業

いつもGMT FACTORYをご利用いただきありがとうございます。

誠に勝手ながら、5月8日(月)は臨時休業とさせていただきます。

何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。

 

 

GMT FACTORY

スタッフ一同

シューケアクリームの中身の中身

先日某メーカーさんにお邪魔した際に、色々とお土産をもらいました。

そのなかにシューケア用クリームの原料であるワックスとオイルが数種類あります。

 

かなぁーりマニアックな内容になりますが、皆様は興味ありますか?

 

 

 

 

 

 

・・・無くても大丈夫!!!

そのまま続けます!

 

まずクリームの種類。

乳化性クリームと油性クリーム。

今回は乳化性クリームの話。

更に乳化性クリームの中でもデリケートクリームかカラークリーム。

今回はカラークリームの話。

 

さて、ここまででかなりこの記事を読む人が減ったかと思います。

でもまだまだ!!

この先もう少し減るはず!

 

その乳化性クリームを構成している主な成分ですが、

水分・油分・ワックス(ロウ)

になります、今日はその中でもワックスについてのお話です。

 

 

大丈夫ですか?

ついてきてます?

たぶんここまで読んだ人ならきっと最後まで読んでくれるはず!!!!

そ、そう信じてます・・・

 

ワックスはクリームの中でも光沢を出す為の成分です。

このワックスが無いといくらブラシで伸ばしても、グローブで乾拭きをしても綺麗なツヤを出すことはできません。

更に乾燥して靴を保護したり、ベタベタしないようにするのもこのワックスが入っているからなんです!!!

更に驚くべきはその種類!

代表的なカルナバワックスを初め、パラフィン、モンタンワックス、蜜蝋、雪ろう、ライスワックス、クリスタリン、エタノール・・・・その他たくさんです。

ちなみにカルナバはヤシの木の一種で、そのワックスは光沢が強く硬い為カーワックスにも使用されています。

 

 

他にも皆さんご存知の蜜蝋。

ハチの巣をつくっているあれです。

そしてちょっと珍しいのは雪ロウ。

 

イボタロウカイガラムシという虫が分泌するロウを集めた物。

今はほとんど輸入らしいですが、昔は日本でもとれたとか・・・

虫って本当にすごい。

 

その何十種類あるワックスを、なんと20種類近くツヤの良しあし、硬さや色みなどの特徴で混ぜ合わせ、良いところをギュッと詰め込んで1つのクリームが出来ます。

もちろん色ごとに微妙に配合を変えているそうです。

しかもワックスそれぞれの融点が異なる為、かなりの高温で溶かし混ぜ合わせるのですが、温度が高ければ染料などの色に影響してしまうことも多く、試行錯誤を繰り返し、絶妙な割合の上に成り立ってできているもの、そう考えると1つ900円前後のクリーム・・・ちょっと安いかもって気持ちには・・・ならないか。

 

 

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 最後にワックスの画像を載せておきます!

でも全部白くて飛んじゃってうまく取れなかった・・・

ごつごつ感とつぶつぶ感だけでも伝われば嬉しいです。

 

実物を見てみたい触ってみたい!

という変わった方は、店頭に本物を置いておきますので是非見に来てください!!!!

お待ち申し上げております。

こんなマニアックなブログにお付き合いいただきまして、ありがとうございました。

 

Q&A よくある質問 お店のシステム編

Q 遠方なのですが配送で修理を受け付けてもらえますか

A 申し訳ございません、配送での修理受けは現在行っておりません。

修理と一口に言っても、形状・材質・修理箇所やお客様の使用頻度などで、修理方法などは変わります。

お客様のご希望に応える為にも直接お品物を見ながら要望を聞くことが何よりも大切だと考えておりますので、修理をお受けするのは店頭のみとさせていただいております。

お預かりした修理品に関しましては配送料¥1,080(税込)で配送を承っておりますのでご利用ください。

 

 

Q 受付は予約制ですか?

A 特にご予約は受けておりません。

事前にご連絡をいただいた場合でもご来店順で受付させていただきますので、混雑時はお待ちいただくことがございます。

 

 

Q だいたい何時ごろが混みますか?

A 季節や曜日でも異なりますが開店時、お昼過ぎの16時前後、閉店前19時以降にご来店されるお客様が多いように思います。

 

 

Q たくさん修理を持って来たら、割引はありますか?

A 数量での割引はございません。

数を多くお持ちいただいても割引はできませんが、1つのお品物で修理作業箇所が近い場合や作業工程が同じ場合は割引できることがあります。

 

 

Q 代々木上原駅の中のお店と、井の頭通りの路面店はどう違うの?

A 基本的には受け付けている修理・お直しの内容、料金・納期等は変わりません。

靴の修理に関しましては、アコルデ代々木上原店に部材が揃っておりますので、実際にソールをご覧になりたい方や、サイズ調整など微妙な調節が必要な修理をご依頼の方は駅の方にお持ちいただくのをお勧めいたします。

また、鍵のスペアは井の頭通り店のみ承っております。

 

 

Q 井の頭通りに持って行った修理を、仕事帰りに代々木上原駅のお店で受け取りは可能?

A 可能です。もちろんその逆もOKです!

ご希望がある際は事前にご連絡をいただくか、受付の際にスタッフお伝えください。

 

 

Q クレジットカードは使えますか?

A ご利用いただけます。井の頭通り店はSquare(モバイル決済)の為、一括払いのみのご対応で、

JCBはご利用いただけません。

 Squareで受付可能なクレジットカード

 

 

Q 電子マネーは使えますか?

A 申し訳ございません、ご利用いただけません。

 

 

Q 修理品の保管はどのくらい可能ですか?

A 基本的には修理・お直しが完了してから1か月以内にお引き取りください。

長期で引き取りのないお品物はビニール等で梱包して保管しておりますが、保管中定期的にこちらでケアを行うわけではありませんので、特に乾燥に弱い革製品等は早めにお引き取りいただけると助かります。

長らくお引き取りいただいていないお客様へはお電話でご連絡しております。

2年以上お引き取りの無いお品物に関しましては、処分させていただく事がございますのでご了承ください。

 

 

Q どうしてもお店の開店時間に間に合いません。閉店後に受付してもらえませんか?

A 基本的に開店前閉店後の受付、お引き取りは皆様にご遠慮いただいております。

 

 

 

Q&A よくある質問 靴の修理編

Q かかとのゴム交換はその場ですぐできますか?

A ピンヒールなら可能です。10分くらいでできます。少し太めのヒールやメンズのヒールは釘止めをしていないので3日程度時間をいただいております。

 

 

Q リフト交換はどのくらいの頻度で修理してもらうのが良いでしょうか?

A メンズの場合はヒールのレザーが積み上げてある(木目のような)ところが削れる前に。レディースのパンプスなどは革が巻いてあるヒールが削れる前にお持ちいただくのが良いと思います。

もし積み上げや革巻き部分が削れたとしても、減った部分を革やゴムで埋めて補修することもできますので、諦めずにお持ちください。

 

 

Q ステッチが少しほつれているのを、縫ってもらうのはその場ですぐできますか?

A 革は針穴が開くと生地の様に元に戻りません。穴が開くとそのままです。ですので、むやみに針を落としてしまうとミシン目の様になり、革が切れてしまう恐れがあります。

少し縫うだけといっても”元々あいている針穴に針を入れる”という繊細な作業になります。そのため、万全を期すためにも少しだけの縫物でもお預かりさせていただいております。

 

 

Q 靴箱やシューツリーはいっしょに預かってもらったほうが良いですか?

A GMT FACTORYはなかなかの狭いスペースです。基本的に修理するお靴のみをお預かりしておりますので、靴箱やシューツリー、袋、詰め物はお持ち帰りいただいております。型崩れなどを気にされるお客様もいらっしゃいますが、修理が完了したお靴やお鞄などは、早めにお引き取りいただきますようお願い申し上げます。

 

 

Q サイズの小さい靴は履けるようになりますか?

A 靴は構造上型崩れ防止の骨のようなものがある為、縦には伸ばせません。ですので足の指が伸ばせないような靴はどうにもできませんが、横幅であれば伸ばすことも可能です。

 

 

Q サイズの大きい靴を小さくすることはできますか?

A ストラップサンダルであればベルトを短くすることは可能ですが、シューズはそうもいかないのでインソールの下にスポンジを入れて調整いたします。

市販のものと違い固めのスポンジになりますので、すぐに潰れることがなく、長期間かわらないサイズ感で履いていただけるようになります。

参考:

Pumps size repair! - GMT FACTORY SHOP BLOG

 

 

Q 劣化したスニーカーのソールを交換できますか?

A デザインも履き心地も全く違ったものになりますが、可能は可能です。

純正品での修理が不可能なので、デザインが大きく変わってしまうのを気にされる方は、一度販売店に相談される方が良いかと思います。

逆に、オリジナリティを出したい!!と思っている方・・・

チャレンジしてみてはいかがでしょうか?

参考:

ARE YOU SNEAKER LOVERS? | GMT FACTORY Blog

SNEAKER’S ALL SOLE | GMT FACTORY Blog

 

 

Q パンプスのヒールの革が、地面の穴に入って削れてしまいました…修理できますか?

A 剥がれた革は残っていますか?もし残っているなら、傷は残ってしまいますが接着補修が可能です。また、傷が残るのがイヤ!革がちぎれてしまった!という方はヒールの革巻き交換も承っておりますので、ご依頼ください。

 

 

Q どんな靴でも綺麗に磨いてくれますか?

A もちろんやります!!!

と・・・言いたいところですが、革の質や状態によってはできないものもございます。全て書き出すときりがないので一部だけ。

ガラスレザー、ハイシャインレザーの色落ち・エナメルのキズや剥がれ、べたつき・油染みのついたスエード・金や銀などの箔加工の革・ラミネート加工の革・合成皮革。

以上はご期待に沿えない可能性がございます。

何が何だかわからないよ!という方は店頭でご相談ください。 

 

 

Q ライトブラウンの靴を黒に染め変えることはできますか?

A 磨きと同じで、できるものもあります。

カーフで樹脂や塗装剤でコーティングされていないものであれば大丈夫です。

スエードやヌバックなどの起毛皮革は色が定着しずらいので、お断りさせていただくことがございます。

 

 

Q 指の付け根あたりの革が破れてしまいました、どのように修理できますか?また、対処法はありましたか?

A 内側ですか?外側ですか?

内側が破れている場合は上から革をあてて補強させていただきます。

外側の場合はミシンが入るところまで革をあててステッチさせていただけますが、つぎはぎが大きく目立ってしまうことと、革切れする状態のレザーの場合は、ステッチ部分から切れてしまうこともありますので、あまりお勧めはできません。

日ごろのケアで革に潤いを与えておきましょう!!

 

 

Q インソールの汚れが気になるのですが、元の色に戻せますか?

A 長く履いていればインソールも汗を吸ったり擦れたりなどで、色が抜けたり破れたり、シミができたりするかと思います。

ですが残念ながらクリーニングでは元の色に戻すことはできません。

ですので思い切ってインソールを交換してしまいましょう!!

ロゴは消えてしまいますが中のスポンジも交換しますので、履き心地が良くなること間違いありません。

 

 

Q 修理に出すか、新しく買うか、悩んでいます…

A まずはアッパーが切れていないか、ソール以外が傷んでいないかを確認していただき・・・・・なんて堅苦しくまじめに考えずに、考えてほしいのは一点だけ。

      「今後もその靴を履いていたいかどうか。」です。

購入金額が高かった靴、誰かにもらった靴、初めて自分のお金で買った靴、大切な理由は人それぞれ、違った理由でも長く大切に履いていきたいという気持ちがあれば、私共はそれをお手伝いさせていただきます。

ですので、なにか迷っているものがあれば是非ご相談ください!!!!!